🔴レジリエントな人とレジリエントではない人 

「エゴレジ」力があるレジリエント人は、困難なことや嫌な出来事に遭遇してもうまく乗り越えることができます。その特徴は、

  •  考え方が柔軟で多様
  • 気持ちの切り替えがうまい
  • 自分にも人にも優しい
  • 周りの人と協力関係を築ける
  • 好奇心があってチャレンジを続ける
  • 自分の良い面を認識している

逆に、レジリエントではない人の特徴は、

  • 考え方の柔軟性が乏しい
  • 気持ちの切り替えが苦手
  • 自分にも人にも厳しい
  • 一人で抱え込む
  • 対人緊張が強い
  • チャレンジしない
  • 自分のネガティブな面にばかり注目している

レジリエントではない人は、日常生活で遭遇する困難なことや嫌な出来事に弱いため、どうしても通常のパフォーマンスを発揮できるレベルに回復するまで時間がかかってしまいます。

🔴明るい性格

明るい性格とは、表情や自己表現などがいきいきしていることを言います。英語では、bright  や cheerful が使われることからも、やる気やモチベーションに左右されず、いつも元気でいるのが特徴的です。

あなたの周りにもいませんか?

どれだけ困難な状況でもポジティブに振る舞う人。そして、その姿を見ているコチラ側の気分まで明るくしてしまうような人が。

ただ明るいというだけでなく、人にもいい影響を与えるのが明るい性格の特徴です。だから明るい性格はレジリエントな人と重なります。行く場所や会う人によって気持ちを上手に切り替えたり、イヤな感情をシャットダウンさせることなど、状況に応じて自我のバランスをとる力があるのです。

明るい性格の人の特徴は、レジリエントな人の特徴と類似しています。

✔笑顔が多い
✔声が大きい
✔リアクションが大きい
✔しっかり食べ、しっかり眠る
✔人をけなさず、褒める
✔どんなことでもポジティブに笑い飛ばす
✔不平不満や悪口に参加しない
✔弱みや失敗を隠そうとしない

🔴明るい性格=レジリエントな人

自分が取り入れたいことはマネすることからも学べます。

一緒にいる人を選ぶ 人にもいい影響を与えるのが明るい性格の特徴です。だから、明るい性格、レジリエントな人と一緒にいるのが一番です。逆の経験はありませんか?不平不満や悪口にまみれた人と一緒にいたら、いつの間にか自分もそうなっていたとか・・・。

周囲の人や環境から受ける影響は、思いのほか大きいものです。何事もネガティブに考えたり、すぐに不安や心配を抱いてしまうような人は、同じような人が近くにいる(いた)はずです。ですから、真逆の性格の人と一緒にいましょう。

明るい性格、レジリエントな人が何を考え、どういう1日を過ごし、何をやっているのか。それを観察しながら長い間一緒にいれば、いつの間にか自分もそうなっているでしょう。

笑顔になれるものに触れる時間を増やす もう一つは、自分が笑顔になれるものに触れる時間を増やすことです。

たとえば次のようなもの・・・

  • 仕事を楽しむ
  • 没頭できる趣味
  • 好きな人(恋人)
  • 気の置けない友人
  • 美味しい食べ物
  • 気持ちが高揚する音楽

退屈な仕事をしていたり、プライベートな時間がほとんどないストレスフルな生活をしているときは、どうしても気分が暗くなりますね。逆に、好きな人と一緒にいたり、美味しいものを食べているときは、自然と笑顔になっているでしょう。

朝、笑顔で挨拶をすることで、ちょっと心が元気になります。相手にも元気を分けてあげられるような笑顔をいつもしていたいものです。自分の人生を楽しいものや好きなもので埋め尽くすことで、笑顔の自分をたくさん見つけてください。

明るい人、レジリエントな人は、周囲の空気を一変させます。その場にいるだけで空気が明るくなったり、周囲を勇気づけるような人は実際にいます。友人の一人は「マイナスに考えていても時間の無駄だし、解決にはならないから」といつも口癖のように言います。その人のお陰でマイナスな考え方をするのをやめました。ちょっとの変化ですが、凹んでいる時間は減りました。いつも接触する人を選ぶのは大切です。

(城たいが詩画書)